(ETCの普及による効果)
NEXCO西日本管内では平成21年11月以来、ETC利用率が約80%となり、料金所渋滞の大幅な緩和・解消や、
ノンストップ走行と渋滞解消による料金所周辺のCO2(二酸化炭素)削減といった効果が発揮されています。(データはNEXCO西日本調べ)
(1)料金所渋滞の緩和・解消
ETC利用率の上昇に伴い、本線料金所等の主要渋滞ポイントの渋滞がほぼ解消されました。
ETC利用率向上により料金所渋滞を削減
※ETC利用率は、各年の年末年始期間の利用率
※主な本線料金所等とは、平成15年の西日本高速道路滑ヌ内の主要渋滞ポイントのうち、
渋滞先頭位置が本線料金所やインターチェンジ料金所となっていた8箇所
第二神明道路須磨TB(上・下)、近畿道八尾TB(上)、西名阪道松原TB(下)、 天理TB(上・下)、
阪和道堺TB(上)、名神高速西宮TB(下)に加え福岡IC、 大宰府ICの2箇所
合計10箇所のデータをサンプリング
(2)地球温暖化防止にも効果発揮
料金所でのノンストップ走行や渋滞の緩和・解消により、料金所付近の排気ガスが軽減され、周辺環境の改善に寄与しています。
NEXCO西日本管内では、ETC利用率80%達成時において、ETCを導入していなかった場合に比べて、CO2(二酸化炭素)が年間2万7600トン削減されていると計測されました。
利用率80%達成により、年間 2万7600トン の削減効果
※ETC利用率の変動に応じた料金所周辺のCO2排出量(年間)の変化を算出。(交通量はH21年12月ベース)
※排出量の計算は一定の条件のもとに算出した目安の数値です。
国土交通省道路局では、全国のETC利用状況の最新情報をお知らせしているよ。